2007年09月02日

言葉その一

  忘 己 利 他


瀬戸内寂聴さんがおっしゃっていました。
ぼうこりた、あるいは もうこりた、と読みます。

おのれの事は忘れて、他者の利を考える、という意味だそうです。

難しいですね。 でも、辛いときに自分の辛さから気持ちを離して
他の人のことを考えることによって、反対に自分が救われることがあるって、経験をしました。

2007年09月04日

言葉 その二

怒っても 運なんて来ない

怒っても 誰かの為に骨を折りたくなる

つながりは生まれない

スウェーデン 夏 留学 いよいよ日本を離れる

SAS SK984便 成田11:40発で経由地のコペンハーゲンへ向かいます。

席は中央の壁に向かっている席でした。 「前席のシートが倒れてくるうっとうしさがないから良かったぁ。 昨夜は荷物を詰めなおしたりであまり寝ていないからぐっすり寝ていこう」・・と思ったのです、が・・。

遅れて乗ってきたお隣さんはベビーを連れたお母さんでした。
うっ、泣かれたら辛いなぁ・・。

離陸前からぐずりだしたので、思わず、あやしたりして、お母さんとも話し出しました。 日本人だと思ったら、モンゴルの人で、名前はボーギー。 やはりモンゴル人のご主人と東京で暮らしている外語大の院生なんですって。 ご主人の家族がスウェーデンで暮らしているので、仕事で休暇が取れないご主人を残して6ヶ月になる一人息子のアナンダ君を連れて、お披露目に行くのだそう。 さすがに日本語はとても流暢で、この後の10時間を楽しく過ごすことができました。

離陸して落ち着くとキャビンアテンダントの女性がなにやら大きなものを抱えてやってきました。 ビニールを破って取り出したのは組み立て型のベビーベッドで、あっという間に前の壁にとりつけ終了。へーっ、こういう仕掛けになっているんだ。 ただ、これは二人分の座席の前をふさいでしまうのです、つまり私の前まで。 前席のシートが倒れてこなくて良いと思っていたら、思わぬ伏兵でした。 うむむむ。

思い当たる節あり。 遅めのチェックインをしたカウンターで、係りの女性がどこぞへ電話して、ぼそぼそ話していたのはこれかぁ!!!
つまり、その女性はこういう事態を知っていたので、ママとベビーの隣は空席に残してあったのに、私が現れたので、他は満席だし、と、アップグレードしてくれようとしたのかも。 それを責任者が却下したんじゃない?!

ボーギーとアナンダのおかげで楽しい飛行時間だったから良いけれど、それは結果オーライだったわけで、やはり航空会社としては事前に説明するべきですよね。 exclamation×2


コペンハーゲンで、ストックホルムへ向かうというボーギーと別れ、ヨーテボリ行きに乗り換え。 現地時間16:05着で17:00発だから、ほとんど待つこともなく片側二列のプロペラ機に乗り、45分でヨーテボリに到着しました。

ヨーテボリ空港は他に到着便もなく閑散としています。 入国審査もコペンハーゲンで済ませたので何も無し。 あっけないくらいにすっと空港の外へ出ます。 もっともコペンハーゲンでも通過だからなのか、パスポートを見せたのみで、何も聞かれませんでしたけどね。

空港から市内へはバスで行きます。 日本でネットを使ってバスチケットを買ってあったので、予約番号をプリントした紙を運転手さんに見せたのだけど、ひとしきり番号を入力したりした後で、「うーん、この番号ないけど・・・まっいいや、乗って」ですって。 はいはいふらふら

日本ならバスの横腹のトランク入れに係りの人がトランクを入れてくれるのに、こちらでは自分でバスの中まで運び入れなければなりません。
うんうん言って運びこみましたよ。  ところがなかなか出発しません。 そういえば、到着機のお客さんが皆乗るまで待っているって、web-siteに書いてあったっけ。親切と言うか、悠長というか。


夜6時を過ぎていても外はまったく昼間の明るさなので、景色がよく見えます。 車窓から写真を撮ったりなどもして、バスターミナルのNils Eriksson Platsに到着。 大きなバスターミナルで、どこが入り口かわからず、うろうろすることしばし。 半ば無理やりこじ開けて入った場所は中からの一方通行の乗り口だったことが後からわかったのですが、とにかく中へ入り、チケット売り場で学校のあるKallekarr(スウェーデン語表記ができないのでウムラオトは省略しています)へのチケットを買いました。 が、 渡された運行予定をみてびっくり、次の便は三時間半後です。「だって、今行ったところだから」とこともなげに行ってくれちゃう窓口の女性でした。

家を出てから、ここまでで既に17時間近く経っているのに更に三時間
半待って、一時間の道のり。 延べ21時間 たらーっ(汗)
トランクとキャリーバッグとをやっとやっと引きづり、ベンチに座り込みました。 ここは屋内で自動ドアがズラーっと横に並んでいます。 バスが到着するとそのドアが開いて乗車できる仕掛けになっています。外は雨が降り出してバスの到着とともに、自動ドアが開くと冷たい風が吹き込んできます。  夏の東京から来た身にはこたえる寒さです。
着ていたスウェットの毛皮が内側に付いたフードを被り。寒さに耐えます。 周りを見渡すとスウェーデンの人たちもアウトドア用のようなパーカーを着てフードを被っています。  

たくさんのバスが発着します。 学校から送られてきた書類にはTjornexpresenか、 Rod express または linie350 のどれでも良いと書いてあります。 もう一度、チケット売り場に確認に行くと、今日はもう直通便がないので、どの道乗り換えなきゃならなくて、その乗り換え便の本数が少ないのだそう。 「乗り換えの停留所は道路沿いのただの停留所だから、ここで待ったほうがましよ。」と係りの女性。

力なくまたベンチに戻ったのでした。 今、考えれば、三時間半もあるのだから、さっさと荷物をコインロッカーに放り込んでレストランで夕食でも食べれば良かったのに、そのときは初めての一人旅の緊張と疲れで、そんなこと考えも付かなかったのでした。 ひたすらベンチで待ち、寒さに耐えて、やっとやっと荷物を担ぎ上げてバスに乗ったのは22:35でした。

そのバスの中で同じ停留所を運転手さんに英語で尋ねる二人を見かけて目が合ったので、「もしかしてBillstromskaへ行くの?」と聞いてみました。  このとき出会ったのがスペインの大学生、Cecilia とManuel
。道連れができてお互いにほっとしたのもつかの間、乗り換えの停留所に着いたら運転手さんが、「あらー、乗り換えのバス、もう行っちゃったよ。ちょっと遅れたからなぁ」。 がく〜(落胆した顔)  うそーっ、こんな何もない街道沿いに放り出されちゃうわけ?  バスターミナルから学校に電話しても誰も出なかったし、・・・と青くなる私たち。
すると、運転手さん、「あっ、大丈夫、向こうのバスで行けるよ」だって。脅かさないでよね、ほんとに。 ふらふら

かくして、やっとの思いで着いたバス停には優しい笑顔の年配の男性と女性が、ちゃんと私たちを待っていてくれたのでした。 こんな遅い時間なのに、ほっとする笑顔と穏やかな英語で出迎えてくれたのです。

街道から外れて、真っ暗な道を少し行くと学校に到着。3キロ位だと言うけれど、迎えに来てもらえなかったらトランクを引きずってなんて
絶対無理、なにより道が見えないんですから。

学校に着くとさっそくそれぞれの部屋に案内され、その男性は「じゃあね、ゆっくりお休み。明日は夕方五時に夕食だよ」と言って去ろうとします。 ちょっと待って、朝は?昼は?? あせあせ(飛び散る汗)  「15分も歩けばさっきのバス停の近くにスーパーがあるからね」とニコニコ。「あの、この学校の人にはいつ、どこで会えるのですか?」 「先生たちは昼頃には来るんじゃないかな」、とそれだけ言うと行ってしまいました。
とにもかくにも、ベッドにシーツを広げ、掛け布団にカバーを掛け、倒れこんだのでした。
ラベル:スウェーデン

2007年09月06日

言葉 その3

  主よ、変えるべき 変えられることを 変える勇気を

  変えられないことを 受け入れる平和を

  そして、その区別をつける知恵を 与えたまえ

2007年09月09日

新しい一日

ぐっすり眠って目覚め、シャワーを浴びる。 集合日の前日に来たから、このフロアには他に人の気配はない。 トランクを開けてクローゼットや洗面所に荷物を収める。 引き出しに衣類を分類し、ハンガーに掛け、化粧品は洗面台に並べ、細かなものはデスクの引き出しにしまう。 簡素な部屋だけど暮らしやすそう。 これからここで三週間暮らすんだなぁ、と実感する。 
部屋の中です。入って正面に窓。右手にベッド、反対側にイスとクローゼットがあります。
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一日毎に移動する旅ではなくて、ひとつの場所に滞在して、その町の人と同じ暮らしをしてみる、そんな旅が好きで、今までもできる限りは、滞在型の旅にしてきたけれど、それがこんな形でスウェーデンを経験することになるなんて、本当にうれしい。

ざっとメイクして、機内から持ってきたオレンジジュースを飲む。 後はバスターミナルで買ったりんごがひとつあるのみ。  さてと、カメラを持って構内を歩いてみるか。  昨夜は暗かったから敷地がどうなっているのかも解らなかったけど、今朝は快晴、真っ青な空。でも、7月の終わりだと言うのに風が冷たくて、長袖のスウェットを着ていてちょうど良い気温。 誰もいないから静かで、木々が風にざわめき、ツバメがたくさん飛んでいる。 地面には大量のナメクジ。 日本では見たことのない、黒くて大きいのは10センチもあるのが、ごろごろ居る。昨日雨が降ったからかしら。  構内を歩いて写真を撮り、ひとまず部屋に戻って、もう一眠りする。

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噴水とテーブル、イスがある中庭
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私が居た宿舎
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なんて青い空でしょう
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今日は日曜。スーパーマーケット開いているかなぁ? 開店時間は早くても10時位だろうから、それまではどうしようもないわけで。


さてさて、そろそろ昼時だから、スーパーへ行ってみることにする。
昨夜、暗い道を通った記憶を呼び覚まして歩いていく。 牛が草を食んでいる。 両側の家は農家なのでしょうが、青い空に生えて赤や青の壁がなんとも可愛らしい。 景色を楽しみながら歩いていく。
幹線道路に出たので左へ。このまま行けばその先にあるはず。 昨夜聞いたところによると徒歩15分。 ところがこの道の風の強いこと。 その風も冷たいから顔が痛くなるほど。でも行かなきゃ夜まで食べるものもないから、必死で歩く。 歩いている人は誰もいなくて、車がビュンビュン通り過ぎて行く。 

良かった! スーパー、やってました。 日本ならお弁当の類がいろいろあるのに、ここではやっと見つけたのはパスタサラダ、捻った形のマカロニとツナ。量は日本の倍あるけど、値段も高い。39.90SEK 約800円近い!! 他に水とみかんとお菓子を買って、また来た道をとぼとぼと。 ウインド・ブレーカーは必需品ですね、これは。 重い、寒い、で、風に向かってつんのめるようにして歩く。 学校へ向かう道へ曲がったら、風が弱くなった。 あの幹線道路は風の通り道になっているんだね。  学校のある場所は裏が丘になっているので風がさえぎられて
嘘のように穏やかでホッとした。  時計を見たら、一時間半近くかかっていた。 片道30分はかかったんだなぁ。 疲れたぁ ふらふら

スーパーで買ってきたもの。
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夕食は5時からだと昨夜言われたから時間を見計らって食堂に行ってみる。 昨夜出会ったスペイン人の二人にはあれから出会っていないし、ここにも居ない。 結構な人数の人たちが食事しているけれど、私は勝手に食べてよいのだか、どうしたら良いのだか解らずに、出たり入ったり、しばしうろうろ。 多分、ここで食べて良いのだろう、と判断して
適当に取って食べる。 さっきのパスタがもたれてる。

食堂です。
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食堂の外でも食べられます。
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八時から集合してオリエンテーション。 ここで、やっとCecilliaとManuelに合い、互いにホっとした感じ。 一人づつ名前を呼んで出席を確認し、スケジュールの説明。 その後は校内のツアー。  Gunillaはゆっくり話してくれたから、ほぼ解ったけれど、大切な情報を聞き逃しては困るから、英語で説明するグループに加わる。 10人弱がこのグループ。  ぞろぞろといくつかの建物を一回りしたら、食堂に戻ってFIKAの時間。コーヒー、紅茶、パン・チーズ、などを好きに取って食べる。 コンピュータールームにはたくさんのパソコンが並んでいたから、明日は日本へメール出来るかなぁ。

11過ぎにベッドにもぐりこむ。
ラベル:スウェーデン

2007年09月20日

その4

やり始めないと、やる気はでません。

脳の側座核が活動するとやる気が出るのですが、

側座核は何かをやり始めないと活動しないのです。

2007年09月27日

スウェーデン 夏 留学 2日目 30. July 2007

朝五時頃に目覚め、日本から持参した本を読んで過ごした。 窓を開けたら、ひんやりとしていて、こういうのを鮮烈な空気と言うのだろうなぁ、と思った。 森に囲まれているからオゾンがいっぱいなのかしら? 日本でも都会を離れたらこんな空気と緑の中で暮らすことができるのかなぁ。

07:45、朝食を食べにMatsal、食堂に行く。 オレンジジュース、牛乳、ヨーグルト、ボリッジ、パン、ハム、チーズ、トマトときゅうりのスライス。 08:15を過ぎると片付けられてしまうので寝坊はできませんね。 暖かいものはコーヒーと紅茶などの各種飲み物だけ。 朝から暖かいご飯とお味噌汁の日本食が早くも恋しい。

午前中はクラス分けの面接、Nivagruppering。 4班に分かれ、一人づつ、それぞれ先生とスウェーデン語で話をする。 聞かれることは予想がついたから自分の学習歴を話したら4段階のうちの上から2番目に分けられた。 合わなければ変更もできると言うのでとりあえずやってみることに。

10:20 - 10:50 までお茶の時間、Fika

10:50 - 12:20 迄初めての授業。先生の言うことが早くてほとんどわからず、早くも不安が・・・。 

お昼ごはんを食べて、13:20に集合して全員でバスに乗り島内めぐりに出かける。  ほとんどスウェーデン語が解らない一番下のクラスの生徒には一人づつ一番上のクラスの生徒を付けてくれたけれど、私たちのクラスは特にそういった配慮は無く、ただ一人の日本人である私は、なんだか一人、な感じ。  ガイドは以前先生をしていたと言う老婦人。  この人のスウェーデン語がまた、まったく解らなくて、途中で降りて自由に見る時間のときも、集合時間や集合場所すら解らず、危うくバスに乗れないところだった。 まだ、慣れないので皆、同国人同士で固まっているし、スウェーデン語が片言の私はコミュニケーションもうまくとれず、バスにも酔い、出だしから ふらふら


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見たままの景色の色が写真に写ります。 写真と実物の差が大きくてがっかり、なんてことはここには無いようです。


学校に戻るとすぐに夕食。 5:15! 早すぎじゃない?  今夜は春巻きが出たので、喜んで取ったら、中身は塩味のお米。 うむむむ。

食後もまだまだ明るい、夏のスウェーデン。 19:00に集合して、全員で名前当てゲームの時間。 どうやら、恒例行事らしいけれど、私はこういうのが苦手で、じっと笑顔で我慢。  ふー、やっと終わった、と思いきや、今度はグラウンドで野球のようなゲームの時間。 あの、もう9時ですけど・・・。  確かに外は明るいけれど・・・。 そして、夜のFika。  コーヒー、紅茶にパンとチーズが出て、ご自由にと言うわけです。  10時、開放されるかと思いきや、スペイン人の人たちに、ビリヤードに誘われ、なにせ友人を作らないと辛いことになりそうなので、お付き合い。 スペイン語の飛び交う中で、初めてのビリヤードをして、自室に戻ったのが11:30。  ベッドに倒れこんだのでした。



ラベル:スウェーデン

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